アクションメソッドの研修会に参加して
今回のワークショップでは、様々な技法を紹介していただき、実際に全員で体験することができました。「もう一人の自分」や「自分を家の中の物にたとえるなら」では、想像力を働かせ、普段とは違う自分を演じることにより自分のことを知る機会となったように思います。「プレイバックシアター」においては、語り手の体験した出来事を再現し、演じ手として参加することで、役に重ね合わせて自分のことを考えたり、過去のことを思い出したりすることができました。また、ペアで行った「OKゲーム」や「ダブル」では、相手のことを全て受け入れること、受け入れて貰える感覚を味わうことができました。全体を通してグループ全員が身体で表現することにより、開放感を得られた方も多いのではないでしょうか。
今回の研修ではアクションメソッドを知るという面においても、自分を知るという面においても非常に良い機会となりました。
(臨床心理士 小林舞)
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